いきなりですが、皆さんは「AppleCare+for iPhone」には加入していますか?
(※以下、「AppleCare+」と表記いたします。)
と、加入されない方、踏み切れない方もおおくいらっしゃるのではないでしょうか。
私の知り合いにも、同じ理由で加入していない人がたくさんいます。
確かに、高額な保険なので迷いますよね・・・。
(iPhone12で2万以上って・・・もう少しで任天堂Switch買えるけど。)
でも、意外や意外!!
高額な保証ではありますが、iPhoneの使用方法(使用期間)によっては加入した方がいい人もいるんです!
今日は、どのような方に保証が必要なのか「ヒト」「モノ」「カネ」の3点から保証内容を確認しながらお答えしていきます。
- AppleCare+のサービス内容
- AppleCare+に加入すべき人
まず、本題に入る前に【結論】からお伝えします。
以下の項目どれかに該当する方は、「AppleCare+」に加入することをおすすめします。
- iPhoneの使用期間(2年間は使用する)
- 修理対応、電話対応には時間をかけたくない。
- 保険という安心がほしい。
- 修理対応は、正規窓口を通して対応を受けたい。
- 修理してもらう部品は、純正品がいい。
- iPhoneの使用方法(アクセサリにこだわりがない、むしろ裸族だ!)
- 修理費用が少なくなる方がいい。(一部例外あり)
「AppleCare+」は、iPhoneをお使いになる方の「使用方法」や「考え方」に大きく左右されます。
「いつ故障するか?」なんて分かりませんからね。
今までにiPhoneを1度でも修理に出したことがある方は、修理に出したときを思い出してください。
修理に出す時、めんどうな思いはしませんでしたか?
- キャリアでの代替え機の手続き
- データのバックアップ
- 故障した端末の配送(持ち込み)
- 修理の待ち時間
私は、一度で十分だとかんじました。
さらに、「修理対応は、Appleに対応してもらいたい!」となれば、高額な修理代金の請求が待っています。
今お伝えしたことも、「AppleCare+」に加入すればめんどうな作業が緩和されます。
(「状況」や「お住まいの地域」にもよりますので、全くなくなるとはいいません。)
修理対応やトラブル発生時の電話対応など、全てをAppleが一貫して対応してくれるのは大きメリットです。
無料でついてくる保証内容
ここからは、「AppleCare+」の保証内容を順番にみていきましょう。
最初は、「無料で付属する保証」をおさらい程度にお伝えいたします。
1年間のハードウェア製品限定保証
1年間は、自然故障に限り保証してくれます。
あくまでも日常の使用範囲で発生した故障です。
- 落下
- 水没
ハードウェアの製品保証には、「付属のアクセサリ」も含まれます。
「付属アクセサリ」とは、イヤホン、ACアダプタ、USBケーブルですね。
さらに、内臓バッテリーの保証も付帯します。
バッテリー容量が、1年以内に80%以下になった時に無料で交換してくれます。
「なんか、バッテリーの減りが早いな・・・」と感じたら、設定からバッテリーのステータスを確認してみてください。
- iPhone本体の自然故障に対して無料で修理・本体交換してくれる。
- バッテリー異常も無料交換の対象になる。
- 付属のアクセサリも修理・交換の対象になる。
- 破損・水没がないことが条件となる。
90日間の無料電話サポート
Appleのスペシャリストが、iPhoneに関する質問に答えてくれます。
内容は、iPhoneの使用方法や設定方法、Appleの純正アプリの質問に答えてくれます。
とても丁寧に対応してくれます。電話対応を聞いているだけで、社員教育が行き届いているのがわかります。
以前に自宅のWi-FiとiPhoneが接続できなくなったことがありました。
幸にも無線機は、「AirMac Express」を使用していたのでAppleに問い合わせてみたところ、丁寧に対応してくれました。
結果、私の設定ミスが原因で接続ができなかったのですが、合計4時間近く原因を探ってくれ接続できるまで対応してくれました。
もちろん、どちらも自社製品なので当然といば当然ですが、それでもなかなかできることではありません。
- iPhoneの操作・設定
- 純正アプリの使い方
「AppleCare+ for iPhone」の保証内容
基本的な保証の範囲は、以上になります。
ここからは、「AppleCare+」に加入することで得られる「保証内容」をご紹介していきます。
- ハードウェア製品保証が2年間に延長される。
- 電話サポートが2年間に延長される。
- 特別料金で修理してくれる(2回まで)
- エクスプレス交換サービスが利用できる。
ハードウェア製品保証が2年間に延長される。
無料保証で1年間のハードウェア保証が付いていましたが、「AppleCare+」に加入することで2年間に延長されます。
90日間の電話サポートが2年間に延長される。
「ハードウェア製品保証」と同様に90日間が2年間に延長されます。
特別料金で修理してくれる。(2回まで)
事故や過失の際に請求される、修理料金が安くなります。
以下は、端末ごとのiPhoneの修理料金比較表です。
格段に安くなっていますね。
加入することで、修理料金を大幅に抑えることができます。
- 画面修理代金:3,700円
- その他の修理代金:12,900円
エクスプレス交換サービスが利用できる。
「エクスプレス交換サービス」と聞いても、サービス名からでは内容を把握しずらいでしょう。
簡単に説明すると・・・
修理という名目で本体交換をしてくれます。
わざわざ、Apple Storeや修理業者へ出向く必要はありません。
本体交換になるので、小傷などもきれいになってしまいます。
利用時の注意点としては、サービスの申し込みには「クレジットカード」が必要になります。
サービスの申し込みと同時に、クレジットカードの利用限度額を一時的にiPhone(交換機)分だけ抑えられます。
本体を持ち逃げされないための、Apple側の保険みたいなものですね。
エクスプレスサービスでの修理対応(本体交換)が無事に完了すれば、仮押さえは解除されます。
エクスプレスサービスは、おすすめ!
エクスプレスサービスは、「サービスの申し込み」と「データのバックアップ」をしたら、後は交換機の到着を待つだけで修理対応が完了してしまいます。
店舗に出向いたりと余計なことをする必要はありません。
これが、本当に助かる!!!
iPhoneが手元から離れる時間が極端に短くなることもメリットです。
(故障の程度が、使用できる範囲ならの話ですが・・・)
「AppleCare+」に加入された際は利用してみてください。
- 自宅でiPhoneの修理が受けられる。
- 修理ではなく、本体交換を行う。
- iPhoneが手元から離れる時間が少ない。
- サービスの利用にはクレジットカードが必要になる。
「AppleCare+ for iPhone」の加入料金
ここでは、「AppleCare+」に加入するための料金を見ていきましょう。
iPhone12シリーズになると、かなり高額な加入料金になります。
- 最新機種・ハイエンドモデル:22,800円〜
- エントリーモデル・廉価端末:16,800円〜
と、どちらも高額な保証料となっています。
修理代金から「AppleCare+」は必要なのか検証してみた。
というのが、悩みむポイントですよね。
そもそも、保証なんていうのは保証会社(この場合はApple)が儲かるようになっているので、いくら損得を気にしてもどうしようもない部分もあります。
もっというと、故障しなければ基本的に損しているも同然だと考えても間違いありません。
今回は、画面修理をたとえにシュミレーションしてみました。
iPhone8を除いて修理が発生した場合は、加入していた方が修理金額が安くなっています。
ここで1つ、「画面修理代金」について注意事項があります。
画面の修理代金は、損傷の程度によって金額が下がる可能性があるようです。
(Appleの公式サイトには記載はありません。が、請求額が表示価格より低かった報告をみつけました。)
表示価格より安く済むケースとしては、損傷箇所が画面(操作パネル)のみだった場合などです。
修理を開始してみて、「表面のガラスだけが割れているか」「内部まで損傷しているのか」の違いで修理する範囲や交換する部品が変わるからだと推測されます。
(画面損傷が起因であれば、内部損傷していても請求金額は上記表の金額で済むようです。)
あくまでも可能性の話です。修理に出す際は、最高金額(上記表)を基準に考えれば間違いありません。
- iPhone8以外は、1回でも修理が発生すると得になる。
「ヒト」「モノ」「カネ」からみる「AppleCare+foriPhone」は必要なのか。
まずは、ポイントから復習です。
以下の項目をまず確認してください。
項目の中から、何か1つでも気になったところがあれば加入する方がいいです。
- iPhoneの使用期間(2年間は使用する)
- 修理対応、電話対応には時間をかけたくない。
- 保険という安心がほしい。
- 修理対応は、正規窓口を通して対応を受けたい。
- 修理してもらう部品は、純正品がいい。
- iPhoneの使用方法(アクセサリにこだわりがない、むしろ裸族だ!)
- 修理費用が少なくなる方がいい。(一部例外あり)
保証は、「精神安定剤」みたいなものです。
加入すれば、Appleからのサポートを受けることができますので「安心」を得ることができます。
トラブルが発生したときでも、冷静に対応できる要因となるでしょう。
逆に加入していなければ、「高額な修理費用」「修理業社の選定」「交換部品の品質への不安」と、心配事が多くなることは間違いありません。
もしもの時に備えて「安心を買う」という意味では、「必要な保険」だと私は認識しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。